朔日

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 朔日

いつもすぐそばにあるから気付かないで過ごしているけど
毎日は奇跡の連続だと思う
当たり前のことなんかひとつもないんだ

並んで歩いた帰り道、他愛のない話で笑い合う
時には喧嘩して怒ったり、仲直りしてまた笑ったり

いつか僕らも年をとってヨボヨボのシワシワになっちゃうんだろう
お互いがわからなくなったりするのかな
それでもいいか傍にいれるなら
確かに昨日までは思っていたんだ

君を失って、一人になった
描いた未来は、変わっていく
なあそうだろう
夜が終わって、朝日が昇っても
この気持ちは新しくならない
過ぎた日々は取り戻せやしない

今日もまた昨日と同じに思えるけど
一日たりとも同じ日なんてなかった
仕草や表情、言葉から彩られる日常を
感じようとしなかっただけさ

君のいた世界に辿り着きたくて
街中で流れているロックバンドみたいな曲を書いてみたけど
違う違う...
こんな曲じゃない君の愛した曲は
僕の望んだ世界は

新しい生活は無情にも始まっていく
きっと時は全てを洗い流すのだろう

君は旅立って、綺麗になった
たった一瞬で、全ては終わる
なあそうだろう
悔やみきれないまま、面影を抱いて
朔日が迫り来る
なあさようなら

いつもすぐそばにあるから気付かないで過ごしているけど
毎日は奇跡の連続だと思う
当たり前の音なんかひとつもないんだ 


 首

暗闇の中でひとりきり
膝を抱え込んで蹲る
それでも何処か憧れてた
眩しそうな世界に
求められる事とやれること
幻想と現実の狭間
結局なんにも手に付かず
届かない理想に溺れる

アンドロイドみたいにお利口な存在と
どうしようもないぼくが共存する意味は

たしてひいてかけてわるだけの単純な問いに
どうしても素直に応えられなくて 余計に
足掻いて、嘆いて、叫んでは、何度も拗らせた
その末路にでた答えは
「ぼくはここにいていいですか」


天才が画面にうつるたび
突き付けられるようだ
自己満足だらけの夢想を
捨てきれないまま

こんな風にしか息ができないなら
最初から何にもなければよかったのに

むすんでひらいてたばねておらされたこの運命を
どうしても素直に受け入れられなくて 余計に
伸ばして契って解れては何度も絡ませた
この縺れが説けないなら
「ぼくは手を上げていいですか」


あーあ。あの人等がこういってくれてたら
あーあ。この世界がこんなんじゃなければ
ああちがう そうじゃない 結局は ぼく自身が
なんてことを だたずっと せめたり ぼやいては
そっと首に手をあてれば冷たさと鼓動があり
なんでぼくはこうなんだと ただ力を入れ


ただ息をはく それだけで また1日が 眠りについた
ああ、どうせなら目を覚まさずに
そう願うのは くだらない言い訳 でしょうか

ないてなやんでくやんでを繰り返す毎日に
終止符を打つ覚悟さえもできなくて このまま
腐って、汚して、荒んで、も必ず朝は来る
この瞼が開くうちは
「ぼくはどう生きればいいですか」 





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